足が速くなる子は体幹が違う?MORIトレが考える走りの基本

「一生懸命走っているのに、なかなか速くならない」
「走ると体が左右に揺れる」
「足が速くなるには、腹筋を鍛えればいい?」
お子さんのかけっこを見て、そんな疑問を感じることはありませんか?
MORIトレでは、走りの基本として「体幹の使い方」を大切にしています。
ただし、体幹を鍛えれば必ず足が速くなるわけではありません。走る速さには、成長段階、脚の力、動きのタイミング、走る経験など、さまざまな要素が関わります。
その中でMORIトレが注目しているのは、体を支えながら、腕と脚を動かせるかどうかです。
体幹とは、走るときの体の土台
体幹とは、お腹だけではなく、胸や背中、腰まわりなどを含む胴体の部分です。
走るときは、左右の足で交互に体を支えます。そのたびに姿勢を調整しながら、腕と脚を動かしています。
MORIトレでは、この動きを支える土台として体幹を考えています。
大切なのは、体をずっと固めることではありません。必要なところで体を支えながら、動かしたいところを動かせることです。
「腹筋が強い」と「走りで使える」は同じではない
腹筋運動がたくさんできることや、プランクを長く続けられることだけでは、走りの動きまでは分かりません。
止まった姿勢で体を支えることと、走りながら姿勢を調整することには違いがあります。
MORIトレでは、回数や時間に加えて、次のような点を見ます。
・片足で支えるときに、バランスを取れるか
・肩や腕に力が入りすぎていないか
・腕と脚が無理なく連動しているか
・走り出しから、リズムよく動けるか
「体幹が強いか」だけでなく、「動きの中でどう使っているか」を大切にしています。
MORIトレが考える、走りの基本3つ
① 体を支えやすい姿勢を見つける
「背筋を伸ばして!」と言われて、胸を張りすぎたり、腰を反らせたりする子もいます。
MORIトレが目指すのは、無理に作った姿勢ではなく、次の一歩を出しやすい姿勢です。
まずは自然に立ち、その場で足踏みをしてみましょう。呼吸を止めずに、左右へ体重を移せるかを感じてみてください。
② 必要以上に力まない
「速く走ろう!」と頑張るほど、肩が上がり、手を強く握ってしまうことがあります。
そんなときは、走る前に肩を軽く揺らし、手をほぐしてみましょう。
声かけも、「もっと力を入れて!」だけではなく、「肩を楽にしてみよう」「軽く走ってみよう」と変えてみます。
子どもが動きやすさを感じられる言葉を探すことも、練習の一つです。
③ 腕と脚のリズムを合わせる
腕を大きく振ることや、膝を高く上げることだけに集中すると、動きがぎこちなくなる場合があります。
まずは歩く、足踏みをする、スキップをするなど、取り組みやすい動きから始めましょう。
MORIトレでは、腕と脚を別々に考えるだけでなく、全身がつながって動く感覚を大切にしています。
家庭で試せる、走りにつながる運動遊び
子どもの運動では、発達段階に合ったさまざまな動きを、遊びの中で経験することも大切です。世界陸連の子ども向けプログラムでも、走る・跳ぶなどの基本動作を楽しく経験する考え方が取り入れられています。(worldathletics.org)
家庭では、次のような遊びから始めてみてください。
片足バランス
片足を少し上げて、数秒立ってみます。左右それぞれ行い、難しければ壁に指を添えても大丈夫です。
長く耐える競争より、「どうしたら立ちやすいかな?」と一緒に探してみましょう。
リズム足踏み
その場で、ゆっくり足踏みをします。
「いち、に、いち、に」と声をかけながら、腕も自然に動かします。慣れてきたら、少しずつテンポを変えて楽しみましょう。
短い距離のかけっこ
軽く体を動かしてから、安全な場所で10〜20m程度を数本走ります。
十分に休みながら、「肩を楽にする」「前を見る」など、一度に試すことは一つに絞ります。
距離や回数は目安です。疲れて動きが崩れる前に終え、痛みがあるときは中止してください。
これらは体の使い方を経験するための例です。できるようになることだけで、走る速さが決まるわけではありません。
「昨日よりできた」を見つけよう
子どもの成長のペースには個人差があります。
友達との順位だけでなく、
「前より軽く走れたね」
「今日は最後まで前を見ていたね」
「リズムよく動けたね」
と、その子自身の変化を伝えてみてください。
タイム以外の小さな成長にも気づくことで、練習の楽しさを見つけやすくなります。
大阪・枚方・京都で、走りの土台づくりを
MORIトレは、大阪の枚方市や京都で、体幹トレーニングや体操、走り方につながる体づくりに取り組んでいます。
筋肉を大きくすることを主な目的とせず、体の動かし方や、重力の中で体を支え、骨格を動かす感覚を大切にしています。
「足が速くなる子は体幹が違う?」
MORIトレでは、その問いを「走るときに、体幹をどう使っているだろう?」という視点で考えます。
体を支える。必要以上に力まない。腕と脚をつなげて動く。
そんな基本を楽しみながら経験して、かけっこやスポーツ、日常生活に活かせる体の使い方を育てていきましょう。




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