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男子200mで19秒62!ケニー・ベドナレクが今季世界最高の快走

執筆者の写真: 森 雅昭(かけっこ走り方教室/体操教室枚方市/大阪/京都
森 雅昭(かけっこ走り方教室/体操教室枚方市/大阪/京都
9月2日
読了時間: 4分

男子200mで、世界トップクラスのスプリンターが強烈なタイムを叩き出しました。

アメリカのケニー・ベドナレクが男子200mで19秒62を記録。

このタイムは、2026年シーズン世界最高となる好記録です。

200mで19秒台を出すだけでも驚異的ですが、その中でも19秒6台は世界の頂点を争うレベル。

ベドナレクが改めてその実力を世界に示しました。

19秒62はどれくらい速い?

男子200mの世界記録は、ウサイン・ボルトが2009年に記録した19秒19です。

19秒62というタイムは、世界記録と比べてもわずか0秒43差。

200mという距離の中では、この0秒43に世界トップレベルの技術やスピードが凝縮されています。

単純計算すると、平均速度は時速約36.7km。

もちろん実際のレースではスタート直後は速度が低く、途中から一気にトップスピードへ入るため、最高速度はさらに高くなります。

人間が自分の脚だけでここまでのスピードを生み出していると考えると、本当に驚異的です。

200mは「速いだけ」では勝てない

200mは100mとは少し違います。

スタートしてすぐにカーブを走り、そこから直線へ入ります。

そのため、

・カーブでスピードを落とさない


・身体を傾けながら走る


・直線へスムーズにつなげる


・後半までフォームを崩さない

といった技術が必要になります。

特に200mでは、前半から飛ばし過ぎると最後の50mで一気に失速することもあります。

だからこそ、

どこで加速するのか。


どこで力を抜くのか。


どこまでスピードを維持できるのか。

こうした走りのコントロールが重要になります。

ベドナレクの19秒62は、単に脚が速いだけでは出せないタイムと言えるでしょう。

世界トップ選手ほど「力んで見えない」

世界トップレベルのスプリンターを見ると、ものすごく速く走っているのに、意外と力んで見えないことがあります。

速く走ろうとすると、

「もっと強く地面を蹴ろう」

「もっと腕を振ろう」

「もっと力を入れよう」

と考えてしまいがちです。

しかし、身体に余計な力が入ると、動きが小さくなったり、タイミングがずれたりすることがあります。

速く走るためには、

力を入れることより、力をうまく伝えること。

これがとても大切です。

MORIトレが大切にする「無駄のない走り」

MORIトレでは、筋肉だけで頑張って走るのではなく、

骨を動かし、重力も利用しながら身体全体を連動させる走り

を大切にしています。

走るという動きは、脚だけで行うものではありません。

骨盤、背骨、肩、腕、脚。

身体全体がタイミングよく動くことで、少ない力でも大きなスピードにつながります。

小学生やスポーツをしている子どもでも、

「もっと力を入れて!」

と言われるより、

「どうすれば楽に前へ進めるか?」

を考えた方が走りが変わるケースもあります。

速く走るために必要なのは、筋肉を増やすことだけではありません。

身体の使い方を変えることも、速くなるための大きなポイントです。

19秒62から学べること

ベドナレクのようなトップ選手の走りを見る時、タイムだけを見るのも面白いですが、ぜひ身体の動きにも注目してみてください。

例えば、

「頭が上下していないか」

「肩に力が入っていないか」

「腕と脚がどう連動しているか」

「接地時間がどれくらい短いか」

「身体がどの方向へ進んでいるか」

こうした部分を見ることで、走り方のヒントが見えてきます。

世界トップ選手の走りには、子どものかけっこやサッカー、野球、ラグビーなどにもつながる要素がたくさんあります。

次は19秒5台、19秒4台にも期待

今回の19秒62で、2026年シーズン男子200mの世界トップに立ったケニー・ベドナレク。

自己ベストは19秒57。

つまり今回のタイムは自己ベストにも非常に近い記録です。

今後コンディションやレース展開がさらに噛み合えば、

19秒5台、さらには19秒4台

も期待したくなります。

世界最速クラスのスプリンターたちが、これからどんなタイムを出してくるのか。

男子200mからますます目が離せません!




















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