男子200mで19秒62!ケニー・ベドナレクが今季世界最高の快走

男子200mで、世界トップクラスのスプリンターが強烈なタイムを叩き出しました。
アメリカのケニー・ベドナレクが男子200mで19秒62を記録。
このタイムは、2026年シーズン世界最高となる好記録です。
200mで19秒台を出すだけでも驚異的ですが、その中でも19秒6台は世界の頂点を争うレベル。
ベドナレクが改めてその実力を世界に示しました。
19秒62はどれくらい速い?
男子200mの世界記録は、ウサイン・ボルトが2009年に記録した19秒19です。
19秒62というタイムは、世界記録と比べてもわずか0秒43差。
200mという距離の中では、この0秒43に世界トップレベルの技術やスピードが凝縮されています。
単純計算すると、平均速度は時速約36.7km。
もちろん実際のレースではスタート直後は速度が低く、途中から一気にトップスピードへ入るため、最高速度はさらに高くなります。
人間が自分の脚だけでここまでのスピードを生み出していると考えると、本当に驚異的です。
200mは「速いだけ」では勝てない
200mは100mとは少し違います。
スタートしてすぐにカーブを走り、そこから直線へ入ります。
そのため、
・カーブでスピードを落とさない
・身体を傾けながら走る
・直線へスムーズにつなげる
・後半までフォームを崩さない
といった技術が必要になります。
特に200mでは、前半から飛ばし過ぎると最後の50mで一気に失速することもあります。
だからこそ、
どこで加速するのか。
どこで力を抜くのか。
どこまでスピードを維持できるのか。
こうした走りのコントロールが重要になります。
ベドナレクの19秒62は、単に脚が速いだけでは出せないタイムと言えるでしょう。
世界トップ選手ほど「力んで見えない」
世界トップレベルのスプリンターを見ると、ものすごく速く走っているのに、意外と力んで見えないことがあります。
速く走ろうとすると、
「もっと強く地面を蹴ろう」
「もっと腕を振ろう」
「もっと力を入れよう」
と考えてしまいがちです。
しかし、身体に余計な力が入ると、動きが小さくなったり、タイミングがずれたりすることがあります。
速く走るためには、
力を入れることより、力をうまく伝えること。
これがとても大切です。
MORIトレが大切にする「無駄のない走り」
MORIトレでは、筋肉だけで頑張って走るのではなく、
骨を動かし、重力も利用しながら身体全体を連動させる走り
を大切にしています。
走るという動きは、脚だけで行うものではありません。
骨盤、背骨、肩、腕、脚。
身体全体がタイミングよく動くことで、少ない力でも大きなスピードにつながります。
小学生やスポーツをしている子どもでも、
「もっと力を入れて!」
と言われるより、
「どうすれば楽に前へ進めるか?」
を考えた方が走りが変わるケースもあります。
速く走るために必要なのは、筋肉を増やすことだけではありません。
身体の使い方を変えることも、速くなるための大きなポイントです。
19秒62から学べること
ベドナレクのようなトップ選手の走りを見る時、タイムだけを見るのも面白いですが、ぜひ身体の動きにも注目してみてください。
例えば、
「頭が上下していないか」
「肩に力が入っていないか」
「腕と脚がどう連動しているか」
「接地時間がどれくらい短いか」
「身体がどの方向へ進んでいるか」
こうした部分を見ることで、走り方のヒントが見えてきます。
世界トップ選手の走りには、子どものかけっこやサッカー、野球、ラグビーなどにもつながる要素がたくさんあります。
次は19秒5台、19秒4台にも期待
今回の19秒62で、2026年シーズン男子200mの世界トップに立ったケニー・ベドナレク。
自己ベストは19秒57。
つまり今回のタイムは自己ベストにも非常に近い記録です。
今後コンディションやレース展開がさらに噛み合えば、
19秒5台、さらには19秒4台
も期待したくなります。
世界最速クラスのスプリンターたちが、これからどんなタイムを出してくるのか。
男子200mからますます目が離せません!




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