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北口榛花が68m92の日本新記録!アルティメット世界陸上で優勝、世界歴代10位タイのビッグスロー

執筆者の写真: 森 雅昭(かけっこ走り方教室/体操教室枚方市/大阪/京都
森 雅昭(かけっこ走り方教室/体操教室枚方市/大阪/京都
9月13日
読了時間: 5分

2026年9月12日、ハンガリー・ブダペストで開催された「World Athletics Ultimate Championship」で、日本女子やり投の北口榛花選手が歴史的な大記録を打ち立てました。

記録はなんと68m92

自身が2023年にマークした日本記録67m38を、実に1m54も更新する日本新記録です。しかも、その圧巻の投てきで世界のトップ選手を抑え、見事に優勝しました。

2投目で一気に68m92、日本記録を大幅更新

北口選手は1投目で61m15を記録し、3位につけました。

そして迎えた2投目。

ここで一気に記録を伸ばし、68m92をマークします。

それまでトップだった中国の18歳・厳子怡選手の68m05を逆転。この大投てきを最後まで誰も上回ることができず、北口選手の優勝が決まりました。

これまでの日本記録は、北口選手自身が2023年に出した67m38。

今回はそこから1m54も伸ばしました。

トップレベルの陸上競技では、自己記録を数十センチ更新するだけでも非常に大きな進歩です。その中で1m以上記録を伸ばした今回の68m92は、まさに「ビッグスロー」と呼ぶにふさわしい記録でしょう。

世界歴代10位タイへ

68m92という記録のすごさは、日本記録というだけではありません。

World Athleticsによれば、この記録によって北口選手は女子やり投の世界歴代10位タイまで順位を上げました。

日本人選手が「日本国内で圧倒的」というレベルを超え、世界のやり投史に名前を残すところまで来たことになります。

北口選手はすでに世界選手権やパリ五輪でも頂点に立ってきた選手ですが、今回さらに自己記録を大きく更新したことで、「まだ記録を伸ばせる」ということを世界に示しました。

思い出のブダペストで再び世界一

ブダペストは北口選手にとって特別な場所でもあります。

2023年の世界選手権もブダペストで開催され、北口選手は女子やり投決勝の最終投てきで66m73を投げ、大逆転で世界一に輝きました。日本女子選手として、世界大会のフィールド種目で歴史的な金メダルを獲得した大会でした。

そして3年後の2026年。

再びブダペストの地で、今度は日本新記録となる68m92を投げて優勝。

北口選手にとって、ブダペストはまさに大記録が生まれる特別な場所になっています。

苦しい時期を乗り越えての復活

今回の記録がさらに印象的なのは、北口選手が決して順風満帆だったわけではないことです。

2025年の東京世界陸上では右肘のケガの影響もあり、予選敗退を経験しました。

その後、2026年からは男子やり投の世界記録保持者で、五輪3連覇を達成した伝説的選手ヤン・ゼレズニー氏の指導を受けて復活を目指してきました。

今季は日本選手権で優勝し、ダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会でも勝利。直前のダイヤモンドリーグ・ファイナルでは65m44のシーズンベストを記録して2位となり、徐々に状態を上げていました。

そこから大舞台で一気に68m92。

「調子がいい時だけ強い」のではなく、苦しい時期を経験しながら修正し、再び自分の最高記録を更新したことに大きな価値があります。

北口榛花から学べる「成長は一直線ではない」

スポーツをしている子どもたちにも、今回の北口選手の活躍から学べることがあります。

成長は、毎日一直線に進むものではありません。

記録が伸びない時期もあれば、ケガをすることもあります。練習しているのに結果が出ない時期もあるでしょう。

しかし、そこで「自分には才能がない」と決めてしまう必要はありません。

北口選手も世界の頂点に立ったあと、苦しいシーズンを経験しました。それでも身体や投げ方を見直し、挑戦を続けた結果、これまでの自分を1m54も超える日本新記録につながりました。

昨日までできなかったことが、ある日突然できるようになる。

スポーツにはそんな瞬間があります。

だからこそ、目の前の結果だけで成長を判断しすぎないことも大切なのではないでしょうか。

次は「70m」が見えてくる

今回の68m92によって、どうしても期待したくなるのが70m突破です。

あと1m08。

もちろん世界トップレベルでは、その1mを伸ばすことが非常に難しいのですが、今回一気に自己記録を1m54更新した北口選手なら、「日本女子初の70m」という夢も現実味を帯びてきました。

すでに世界大会の金メダル、日本記録、そして世界歴代トップ10。

それでもまだ進化を続けているところが、北口榛花選手の最大の魅力なのかもしれません。

まとめ

2026年9月12日のWorld Athletics Ultimate Championship女子やり投で、北口榛花選手が68m92の日本新記録を樹立して優勝しました。

従来の自身の日本記録67m38を1m54更新。世界歴代10位タイに浮上する歴史的な投てきとなりました。

世界の頂点に立った選手であっても、まだ成長できる。

苦しい時期があっても、そこからさらに強くなれる。

今回の北口選手の68m92は、単なる「日本新記録」以上に、挑戦を続けることの大切さを感じさせる投てきだったのではないでしょうか。

次に狙うのは、日本女子初となる70mの大台か。

北口榛花選手のさらなる進化から、今後も目が離せません。

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このニュースはまだ動きたてなので、北口選手のコメントや試合後の続報が出たら追記すると、さらに強い記事になります。継続して大きな続報をチェックすることもできます。

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