中央大学が日本インカレ4×400mRで学生新!3分03秒30の衝撃、学生マイルリレーが新時代へ

2026年9月7日、日産スタジアムで行われた第95回日本学生陸上競技対校選手権、通称「日本インカレ」。
大会最終日の男子4×400mリレー決勝で、とんでもない記録が生まれました。
中央大学が、
3分03秒30
という日本学生新記録をマークして優勝。
2025年に東洋大学が記録した3分03秒64を、実に0秒34更新しました。
学生陸上の歴史に残る、素晴らしいレースです。(月陸Online|月刊陸上競技)
4人でつないだ「3分03秒30」
中央大学のメンバーは、
1走・庄籠大翔
2走・植松康太
3走・濱田幸生大
4走・田邉奨
という布陣。
3年生3人に1年生の濱田選手が加わったチームで、日本学生記録を更新しました。(Yahoo!検索)
4×400mリレー、通称「マイルリレー」は、単純に4人の400mのタイムを足せばいい競技ではありません。
バトンパス。
前の選手との距離。
後ろから追ってくる選手との駆け引き。
そして何より、ラスト100mでどれだけ粘れるか。
個人の400mとは違う能力が必要になります。
その中で3分03秒30というタイムを出したことは、中央大学の4人それぞれの走力だけでなく、チームとして非常に高いレベルにあったことを示しています。
1人平均にすると約45秒8
3分03秒30を4人で単純に割ってみると、
183.30秒 ÷ 4 = 45.825秒
です。
つまり単純計算では、
1人平均約45秒8。
もちろん、リレーでは2走以降が助走をつけた状態でバトンを受けられるため、個人400mの記録とはそのまま比較できません。
それでも、4人がこのレベルで400mをつながなければ3分03秒台には到達できません。
400mを45秒台前後で4人そろえる。
これがどれだけすごいことなのかが分かります。
東洋大学の記録をわずか1年で更新
これまでの日本学生記録は、2025年に東洋大学が出した
3分03秒64
でした。
それを中央大学が、
3分03秒30
へ更新。
差は0秒34です。(月陸Online|月刊陸上競技)
陸上競技では「0秒34」と聞くと、非常に小さな差に感じるかもしれません。
しかし、日本の大学生トップレベルの4×400mリレーで0秒34縮めるのは簡単ではありません。
しかも前年に生まれたばかりの学生記録が、わずか1年で再び更新されました。
これは日本学生400m界全体のレベルが大きく上がっていることを示しているのではないでしょうか。
アンカー勝負を制した中央大学
今回の決勝では筑波大学や東洋大学など強豪校との激しいレースとなりました。
特にアンカー勝負は見応え十分。
中央大学のアンカーを務めた田邉奨選手が逆転し、トップでフィニッシュしました。
結果は、
1位 中央大学 3分03秒30 日本学生新
2位 筑波大学 3分04秒19
3位 早稲田大学 3分05秒80
というハイレベルなものとなりました。(Yahoo!検索)
3分04秒台を出しても優勝できない。
それほど現在の学生マイルリレーは高速化しています。
中央大学は13年ぶりのマイルリレー優勝
中央大学にとって男子4×400mリレーでの日本インカレ優勝は、2013年以来となる13年ぶり。
しかも今回は、ただ勝っただけではありません。
日本学生新記録という最高の形で頂点に立ちました。(月陸Online|月刊陸上競技)
中央大学といえば駅伝や長距離のイメージを持っている人も多いかもしれません。
しかし短距離・リレーでも高いレベルを持つ大学です。
今回の学生新記録によって、中大短距離陣の存在感はさらに大きくなりそうです。
4×400mRで大切なのは「最後まで走り切れる力」
MORIトレの視点から今回のレースを見ていて感じるのは、400mという種目の面白さです。
100mのように最初から最後までほぼ全力で押し切るだけではありません。
速く走る力。
スピードを維持する力。
疲れてからフォームを崩さない力。
そして苦しくなったところでも前へ進む力。
さまざまな能力が必要になります。
特に400mのラスト100mでは、脚が重くなって思うように動かなくなります。
そこで重要なのが、
疲れても動きを止めないこと。
速く走ろうと力みすぎるのではなく、リズムを崩さず前へ進み続ける。
これは子どものかけっこやスポーツにもつながる部分があります。
「速い選手を4人集めれば勝てる」わけではない
リレーの面白さはここです。
個人能力だけでは勝てません。
どれだけ速い選手がそろっていても、
バトンがうまく渡らない。
走順がかみ合わない。
オーバーペースになる。
プレッシャーで力を出せない。
こうしたことが起こると記録は伸びません。
逆に、それぞれの選手が自分の役割を理解し、次の選手へ最高の形でバトンを渡すことができれば、個人記録以上の力が生まれることがあります。
リレーはまさに、
「4人で1つの記録を作る競技」
です。
3分02秒台は見えてくるのか?
今回、中央大学が3分03秒30まで記録を縮めました。
ここまで来ると次に期待したくなるのが、
学生初の3分02秒台
です。
あと0秒31縮めれば3分02秒99。
4人で考えると、単純計算では1人あたり約0秒08。
もちろん実際のリレーはそんな単純ではありません。
しかし、東洋大学が2025年に3分03秒64を出し、翌2026年には中央大学が3分03秒30まで更新しました。
この記録更新のスピードを考えると、3分02秒台が現実の目標として見えてきても不思議ではありません。
日本の学生400m界は、かなり面白い時代に入っていると思います。
まとめ|中央大学の3分03秒30は学生陸上の新たなスタート
中央大学が日本インカレ男子4×400mリレーでマークした
3分03秒30。
2025年の東洋大学の3分03秒64を0秒34更新する日本学生新記録となりました。
しかも中央大学にとって13年ぶりとなる日本インカレ4×400mリレー優勝。
記録と勝利を同時につかんだ素晴らしいレースでした。
しかし、この3分03秒30もいつか破られる日が来るでしょう。
東洋大学が記録を作り、
中央大学がそれを超え、
さらに次の大学が挑戦する。
こうして競技レベルは上がっていきます。
次に「3分02秒台」という新しい扉を開くのは中央大学なのか。
それとも東洋大学、筑波大学、早稲田大学など別のチームなのか。
これからの学生4×400mリレーに注目です。
記録はゴールではなく、次の挑戦へのスタート。
学生たちの挑戦が、日本の400m・4×400mリレーをさらに強くしていくことを期待したいですね。
#4×400mリレー




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