「江戸走りで足は速くなる?50m・100mから野球・サッカー・ラグビーまで使える“脱力走法”を徹底解説!」
- 森 雅昭(かけっこ走り方教室/体操教室枚方市/大阪/京都

- 3 日前
- 読了時間: 4分
「江戸走りで足は速くなるのか?」
これはここ数年、陸上競技や球技スポーツで注目が高まっているテーマです。江戸時代の飛脚が長距離を高速で走り続けたという走法ですが、その本質は「脱力」「軸の安定」「骨盤の効率的な動き」。これは現代のスプリント理論や球技の動きとも非常に近いものがあります。
結論から言うと、
江戸走りは50m走・100m走のスピード向上に効果があり、さらに野球・サッカー・ラグビーにも十分活かせる走り方です。
本記事では、その理由と具体的なスポーツへの応用を徹底解説します。
■江戸走りとは何か?特徴を整理
江戸走りは、無駄な力を排除し、骨盤と脚を効率よく使う走法です。特徴をまとめると…
• 力を抜く(脱力)
• 自然な前傾姿勢を保つ
• 骨盤を柔らかく使って脚を回す
• 上半身を左右に揺らさない
• 地面を強く蹴らず“回転走”で進む
• 接地が軽く、足が速く回る
これは現代のトップスプリンターや、球技の俊敏な選手が実践している動きと重なります。
■江戸走りで50m走・100m走は速くなる?
結論:
速くなる可能性が高い。特に初速・加速・トップスピード維持に強い。
理由は3つあります。
◎1. 力みが消えて初速が安定する
スタートで肩や腕に力が入っていると、どうしても出だしが遅くなります。江戸走りは腕・肩・胸の脱力を重視するため、リラックスした状態でスタートしやすく、最初の3歩がスムーズになります。
◎2. 骨盤を使うため脚の回転が速い
蹴るのではなく「脚を回す」フォームになるため、ピッチ(回転)が上がり、瞬間的にスピードが乗ります。
◎3. 上半身がブレずトップスピードが長く続く
50m・100m走ではトップスピード維持が最重要。
江戸走りは軸が安定しているため、スピードのロスが少なく、最後まで伸びやすいのが特徴です。
これらによって、特に 50m走で0.1〜0.2秒、100mで0.2〜0.5秒のタイム短縮が期待できる 走り方です。
■スポーツ別:江戸走りはどう活かせる?
ここからは、球技スポーツに江戸走りを応用した場合の効果を解説します。
■野球への応用(盗塁・走塁)
野球は「初動」「5〜10mの加速」「ブレない疾走」が勝負。
江戸走りは以下の点で相性抜群です。
• 脱力→初動が速い
• 回転走→加速が速い
• 体幹が安定→走塁中のブレが少ない
• 接地が軽い→盗塁の1歩目が鋭い
特に盗塁では「脱力した前傾」からの加速が非常に有効で、
ベース間の走りが軽くなる=成功率UP に直結します。
■サッカーへの応用(スプリント・ドリブル・対人)
サッカーは連続スプリントと方向転換が多いスポーツです。
江戸走りが活きるポイントは以下。
• スプリントの初速が速い
• ドリブル中の軸がブレず、視線が安定
• 細かいステップ→加速の切り替えが軽い
• 1vs1の初動が速くなる
• 接地が軽いため、フェイントで相手を置き去りにしやすい
特にドリブルでは「ブレない軸」「軽い脚運び」が大きな武器になります。
■ラグビーへの応用(タックル・フェイント・加速)
ラグビーは重い体を瞬間的に動かす競技。
江戸走りの脱力と軸安定はここで大きく活きます。
• タックル前の寄りが速くなる
• 接触前にブレないため強い衝突ができる
• ステップ(フェイント)が軽く鋭くなる
• 5〜20mの短距離スプリントが速くなる
• 接触後の“再加速”がスムーズ
ラグビー選手は力みやすい傾向がありますが、江戸走りは真逆の「しなやか」な動きを身につけるため、非常に効果的です。
■江戸走りを取り入れるための共通ポイント
どのスポーツでも共通するポイントは以下の5つ。
▶1. 肩・腕・胸の脱力を最優先
力みはスピードを奪う最大の敵。
▶2. 骨盤を軽く前傾
脚が前に出て回りやすくなる。
▶3. 上半身をブレさせない
軸の安定はスピード・方向転換・接触の全てを強くする。
▶4. 地面を蹴るより“回転”を意識
蹴りすぎると疲れやすくて遅くなる。
▶5. 接地を軽く、テンポよく
足が地面に張り付く時間を短くすることが重要。
これだけで走りが驚くほど変わります。
■まとめ:江戸走りは全スポーツに活かせる万能走法
江戸走りは古い走り方ではなく、最新スポーツ科学とも合致した効率的な走法です。
• 短距離走で速くなる
• 野球の盗塁・走塁が軽くなる
• サッカーのスプリント・ドリブルが安定する
• ラグビーの接触・ステップが強化される
つまり、江戸走りは
あらゆるスポーツに活かせる“万能走法” と言えます。
スピードに伸び悩んでいる人、フォームの改善を求めている人にとって、大きな武器になるでしょう。

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